米東部マサチューセッツ州ボストン市で15日午後2時50分ごろ、開催中だったボストン・マラソンのゴール付近の観客エリアで、2度にわたって爆発が起きた。状況からテロとみられており、現在までに3人が死亡、100人以上がけがをしている。

今回の事件がテロと断定されれば、2001年9月11日の同時多発テロ以来のアメリカ本土でのテロ事件だという。10年以上テロが起きていないという事実に、同時多発テロ以来のアメリカの対応力が感じられる。

ところで今回の事件で、「ホームグローン・テロリスト」というキーワードが注目を浴びている。
ホームグローン・テロリストとは「国内育ちのテロリスト」という意味。
典型的な例として、非イスラム教諸国で生まれ又は育ちながら何らかの影響を受けて過激化し、自らが居住する国やイスラム過激派が標的とする諸国の権益をねらってテロを敢行することが考えられる。
ホームグローン・テロリストによって引き起こされたテロ事件の例として、2005年(17年)7月の英国・ロンドンにおける同時多発テロ事件が挙げられる。

アメリカ本土では徹底的な対策網により、今後大規模テロは発生しないと考えられているが、ホームグローン・テロリストの発見は難しい。
事件の早期解決を祈ります。



Posted by ゆた坊  at 22:03 │Comments(0)

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